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時間の微妙な方程式

  • 執筆者の写真: 千景
    千景
  • 2024年11月10日
  • 読了時間: 1分

中学生の時、町の弁論大会で

『時間の方程式』という題の作文を発表しました。

 

苦手な授業やつらい部活の毎日で

「早く今日が終われー」と思っていた千景少女が、

父と母が口癖のように

「もう1日が終わってしまう」と言うことに

ちっとも共感できませんと断言する出だし。

 

大人と自分とで

どうして時間の感じ方が違うのだろう?と

仮説なんかを立ててみたりして

大人は毎日充実してるんだね、みたいな流れから、

最後に「充実による差だと結論づけた!」と締めます。

 

今振り返ると、全く方程式になっていなくて笑えます。

それに、中学生だってちゃんと充実してるでしょうよ。

町内の全中学生に対して述べるには

わりと酷な内容だと思うのですが、

圧がすごかったのか最優秀賞をもらいました。

 

少女はいつしか年老いて

「もう1日が終わってしまう」とぼやく千景婆に。

 

あらゆる事柄が一瞬で過ぎ去りますが、

心の感度を下げることなく

血の通った時間を過ごすようにしたいです。

 

11月は、今年のお誘いが全部

集結しているのではないかと思えるほど、

職場の方や家族との予定があります。

9月10月なんて毎土日家に籠っていましたから。

いや〜、光栄だよなぁ。

ありがたいです。



千景







 
 
 

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